Ripple社とR3のXRP売却契約(オプション契約)をまとめてみた

Ripple社は自社が保有するXRPを、XRPを活用をしてくれる金融機関や機関投資家にXRPを分配する宣言しています。今更ながら、Ripple社と金融機関とのXRP売却契約をR3との裁判の告訴状を調べて、まとめてみました。

R3との裁判について

Ripple社とR3はXRPを活用した国際送金ソリューションを模索しており、パートナシップを結んでいましたが、上手く行かずに裁判にまで発展してしまいました。R3との裁判の詳細は他のブログに譲り、XRPの売却契約にのみ注目してみたいと思います。

普段であれば、Ripple社が金融機関などと結んでるXRP売却契約の詳細は絶対に表に出てくることはありません。しかし現在、R3とRipple社はXRP売却契約に関しての係争中につき、その契約内容の詳細が明らかになりました。Ripple社の告訴状はこちら、R3の告訴状はこちらとなります。私の解釈間違いもあると思うので、正確な内容はそちらを各自ご確認お願い致します。。裁判所に提出した資料にさすがに虚偽の内容が含まれてるとは考えにくいので、ここに書かれてる内容を全面的に信頼して解釈したいと思います。

 

R3とのXRP売却オプション契約の詳細

両社の告訴状から分かる内容は下記となります。

  • 2016年9月26日頃にRipple社とR3は50億XRPを0.85セントで売却するオプション契約を締結
  • R3へのXRP売却のオプション契約は2016年9月26日から2019年9月16日の間、いつでも権利行使が可能

 

XRPは割高なのか割安なのか

さて気になる所はR3への売却契約を結んだ当時は、XRPの値段は市場価格より高かったのか、低かったのかというところだと思います。告訴状によるとXRP売却オプション契約が結ばれたのは2016年9月26日頃ということなので、下図にその頃のXRPのチャートを載せました。下図のチャートでは、0.84セントと読み取れます。

R3とのXRP売却オプション契約では0.85セントなので、ほとんど市場価格で売却契約を結んだことになります。またチャートをみると、たまたま前日に急騰し0.84セントまであがりましたが、直近一ヶ月の平均単価は0.70セント前後で推移しています。通常はスポット価格ではなく、過去一定期間の平均単価で売却契約を結ぶと思われますので、ここから判断するに、Ripple社はR3と市場価格より高い値段でXRPの売却契約が結ばれてそうなことが分かります。

画像引用元:coinmarketcap

他の金融機関との契約は?

残念ながら他の金融機関とのXRP売却契約の内容は表に出てきてないので、詳細は分かりません。ただ今回明らかになったR3と同様の内容で、他の金融機関とも売却契約を結んでるのであれば、「XRPの売却契約はXRP市場価格より高い値段で結ばれる」可能性が高い事が分かります。

最後に

Ripple社が金融機関に割安な価格でXRPを卸してるという話をたまに聞きますが、少なくともR3との裁判の資料から分かることは、むしろ割高な価格で売却契約が結ばれてることが分かると思います。通常、流動性が低い市場では、大口顧客が市場から大量に調達すると、自らが値段を押し上げてしまうため、市場外で割高でやり取りするのが普通だと思います。そのため、今回のXRP売却契約に関しては、個人的には特に驚く内容ではないと思います。

それでは。

 

 

名もない猫

2014年頃からXRPとRippleを追っています。Ripple社が掲げる価値インターネットの未来に強く共感し、動向をウォッチしている。ただ、飽きっぽい性格をしているので、このブログはいつ消えてもおかしくない。
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