XRPロックアップ直前!ロックアップの仕組みのおさらい

どもども。名もない猫です。2017年5月にRipple社が自社で保有するXRPのうち、550億XRPを2017年中にロックアップすると発表しました。2017年中というと残り一ヶ月を切りましたので、ここでXRPロックアップの仕組みのおさらいをしてみたいと思います。

そもそもロックアップとは?

XRPのロックアップとは「予め決められた期限まで、XRPを移動することが出来なくなる事」です。ロックアップはXRP Ledgerのエスクロー機能を応用したものであり、一度ロックアップされるとRipple社といえども、約束を反故にすることが出来ないことになります(公開されたネットワークなので、常に世界中の人から見張られることになる)。エスクロー機能は機能が絞られたスマートコントラクトだと思ってもらえればいいです。

XRPロックアップの概要

RippleからアナウンスされたXRPロックアップの概要について、簡単にまとめておきました。

  • 2017年末までにRippleが保有している630億XRPのうち、90%にあたる550億XRPをロックアップする。
  • 2018年以降、毎月1日に10億XRP分がロックアップの期限を迎える。つまり、Rippleが自由にXRPを操作することができる。
  • その月の中で余ったXRPは月末に再びロックアップされ、55カ月後まで帰ってこない。

ええい、ややこしい!!簡単に説明しろ!!!という人向けに一言で説明すると、

2018年以降、Rippleが自由に売却・分配できるXRPは常に10億XRP以下しかありませんので、一度に大量に売却される可能性が無くなりました。

ネット上では「毎月、ロックアップ解除が10億XRPもあるんだから、すごい売り圧力になるのでは?」という意見をたまに見ますが、私はそうは思いません。そもそもロックアップしてない現状はやろうと思えば「550億XRPを1日で全て売却してしまうこと」が理論上は可能です。それがロックアップ後は「全て売却するとしても最短でも55ヶ月間かかってしまう」ということになります。XRPを保有を考えてる投資家や機関投資家の気持ちになってみると、ロックアップの有無はだいぶ違うのではないでしょうか。あとは自分で考えてみて下さい。


あとは、良くありそうな疑問に対する回答を載せておきます。

Rippleは勝手にXRPのロックアップを解くことができるのか?

無理です。このロックアップには、エスクローという暗号理論的に保障された機能を用います。そのため、ひとたびロックアップすると、Rippleといえども設定された期限が来るまでは一切XRPを動かすことが出来ません。(プログラム自体を改変すれば可能かと思いますが、公開ネットワークなので世界中の人に常に見張られているので、すぐバレて、Ripple社の信用は地に落ちます。)

 

毎月10億XRPが戻ってくるので、XRPの総発行量は増えるのか?

増えません。今も昔もXRPの総発行量は1000億XRPとなります。総発行量は変わらないが、ロックアップにより一度にRipple社がXRPを売り浴びせるという懸念が後退するため、ポジティブニュースと考える人が多いと考えられます。

 

毎月10億XRPも市場で売られるとなると、かなりの売り圧力になるのでは?

Rippleはロックアップが解除されたXRPは、これまで通りXRPに流動性を供給するマーケットメーカーやXRPへの投資に興味がある機関投資家へ分配すると言っています。つまりは直接市場に対して売却されるわけじゃありません。分配されたXRPをマーケットメーカーや機関投資家がそのまま市場へ売却すれば売り圧力になります。(※ちなみに機関投資家などに分配されたXRPには売却制限の契約が付いてるようですね)。

 

毎月、ロックアップが解除された10億XRPが全て分配されるのか?

答えはおそらくノーです。Ripple社はXRPを必要とする会社にXRPを分配する予定であり、余ったXRPは再びロックアップするようです。個人的には、ロックアップ前よりロックアップ後のXRPの分配スピードを加速させる合理的な理由は無いので、毎月10億XRP全てが分配されないと考えています。

毎月ロックアップが解除される10億XRPのうち、5億XRPを分配した場合(50%分配)の分配量の推移がRippleのアナウンスに載っています。ちなみに、下図は適当に100%分配、75%分配、50%分配、25%分配で推移を計算してみました。毎月ロックアップが解除される10億XRPを全て分配していった場合は、2022年6月までに全て分配されます。10億XRPのうち50%が分配され続けると、2030年ごろに900億XRPがRipple社以外が保有するという計算となりました。

 

ぶっちゃけ、XRPの値段は上がると思う?

知らん。てか、分からん。誰か教えて欲しい。

 

 

最後に

結局、ロックアップでXRPの値段が上がるの?と思われる方がいらっしゃると思いますが、それは神しか分かりません。ですが、少なくともRippleが保有XRPを一度に全て売却するリスクはかなり低減されたと思います。

以上、名もない猫でした。

名もない猫

2014年頃からXRPとRippleを追っています。Ripple社が掲げる価値インターネットの未来に強く共感し、動向をウォッチしている。ただ、飽きっぽい性格をしているので、このブログはいつ消えてもおかしくない。
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Twitterは引退しました。理由はTwitterが楽しくて無限に時間を取られてしまうため。

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