リップラー歴4年弱の私が暗号通貨XRPに投資した理由をまとめてみました 2017年版

私がXRPと出会ってから既に4年弱が経とうとしています。ちょっと気まぐれですが、そんな私が暗号通貨XRPに投資した理由をまとめてみました。ちなみに2017年版と書いてありますが、2016年版は有りません 笑。

注意:当ブログの内容について、如何なる正当性を保証するものではありません。あくまで一介の素人の理解と見解となりますので、当ブログ内容をご参考にする場合はそのことをご承知の上お願いします。

また、全体的に難しいことは端折ってるため、興味を持たれた方は、御自身で詳しく調べてみて下さい!詳しく書くと本になっちゃうの…(ならんわ!)。

XRPに投資した背景

まず、XRPに興味を持った背景を説明していきたいと思います。

国際送金の増加

近年はグローバル化によって国をまたがってビジネスをする機会が増えています。そして、GoogleやAmazonなどの巨大な多国籍企業が増加するに従って、国際送金の額は年々増加しています。下図の青線が示すとおり、継続的にGlobal E-Commerceの売上は上がっています。今後もこの傾向は維持される見込みですので、国際送金の市場は継続的に拡大し続ける可能性が高いと考えています。

引用元:youtube.com

国際送金の非効率な仕組み

今後も国際送金の市場は広がっていきますが、いまの国際送金は様々な理由で非効率な仕組みとなっています。ここでは特に下記の二点を取り上げてみました。

■高コストな新興国市場への送金

新興の市場(エマージング・マーケット)へお金を送金する時には、その通貨ペアの流動性の少なさが理由で複数の国を通っていくことが多いです。

例えば、韓国からメキシコに送金する場合は流動性の問題から、

ウォン→円→アメリカドル→ペソ

と第三国の通貨を経由します。そのため、エマージング・マーケットへの送金は、ただでさえ高い国際送金が更に高くなります。これは今後拡大する国際送金において大きな問題となってくると思います。

 

■ノストロ口座に死蔵された大量のお金

当然のことですが、目の前にあるお金は物理的に一瞬で相手に送ることは出来ません。そのため、  現在の国際送金の仕組みは、送金元の銀行が送金国の銀行に予め口座を作り、そこに現地通貨を入金していくという方法をとります。これをノストロ口座と呼びます。「いつ・どのくらいの額をどこの国へ送金するか」分からないので、世界中の銀行が、大量のお金を世界中の銀行にあずけています。このノストロ口座の中で眠ってるお金は、なんと30兆ドルに上ると言われています。また、各国にあるノストロ口座の管理コストや死蔵されてる資本の機会損失もかなりの額だと言われています。国際送金額が上がると、上記のコストも上がっていくわけなので、どうにかしたいところです。

ちなみに、銀行は世界中の銀行にノストロ口座を開設し、現地通貨を預けて置かなければならないということから分かる通り、資本力がある”超”巨大銀行にしか許されていません。その他の銀行は、巨大銀行に手数料を払って送金して貰ってるのが実情です。

暗号通貨市場の拡大

ビットコインを使った暗号通貨の決済が増えたりと、最近は日本では暗号通貨のニュースをテレビでも頻繁にやるようになりました。この傾向が続き暗号通貨が普及して、暗号通貨の市場が拡大するに従って、更に金融商品も出てきます。最近は、facebookおよびGoogleの創業者が立ち上げたBitwise Asset Managementという会社が暗号通貨を組み入れたインデックスを発表しました。このインデックスは、Bitcoin 54.5%、Ethereum 20.4%、Ripple 6.9%などTOP10の暗号通貨を組み入れています。このインデックスを使ったETFなどの金融商品が出てくれば、暗号通貨全体に更に資金が流入してくることが見込まれます。

引用元:bitwiseinvestments.com

 

また、BitcoinIRAという、アメリカの退職年金で暗号通貨に投資するサービスを提供する会社も出てきています。この商品を見ると、メジャーな暗号通貨を時価総額比で購入するのが お薦めのポートフォリオとなっています。

引用元:bitcoinira.com

この傾向が続くのではあれば、時価総額上位の暗号通貨にはしばらく資金の流入が続くと考えています。

背景のまとめ

以上の理由により、国際送金の非効率性と暗号通貨に注目し、国際送金の非効率性を解決しようとしている暗号通貨XRPに注目することになりました。

Ripple社とXRPの概要

XRPはアメリカのベンチャー企業 Ripple社が主導している暗号通貨です。Ripple社はXRPを使って、数十年の間成し遂げられなかった価値インターネットを作ろうとしています。価値インターネットとは、今のインターネットでのメールにように気軽に安くお金を送るネットワークのことです。XRPはXRP Ledgerと呼ばれるネットワーク上に存在する暗号通貨となります。

 

XRPの特徴

(技術的な話は抜きで)

送金が早い

XRPは4~5秒で送金を完了することができます。

1秒あたりの送金可能回数が多い

XRPは毎秒1500回送金することが可能になります。ペイメントチャネルという技術を使うと毎秒5万回が可能とのこと。ちなみにクレジットカードVisaのシステムは毎秒2000回程度のようです。

手数料が安い

一般的に多くの暗号通貨は送金するのに送金手数料が必要です。XRPの場合は現時点で1回の送金に約0.1円程度です。また、XRPはXRP自体の値段が上がっても送金手数料は上がらないような仕組みが入ってます。

ネットワークが不安定になりにくい

XRPのネットワークでは、Validatorと呼ばれるネットワーク管理者に金銭的な関係はなく、ネットワーク管理者とユーザーが対立しにくい仕組みとなっています。また、XRPを使う銀行や事業者自らがネットワークの管理可能です。そのことから、ネットワークが不安定になりにくいといえます。

ファイナリティがある

一般的にProof-of-WorkやProof-of-Stakeなどを使った暗号通貨は、ブロックに取引取り込まれても、十分時間が立たないと、取引が引っくり返る(無かったことになる)危険性があります。一方でXRPの場合は4~5秒で台帳(Ledger)に取引が取り込まれてしまえば、引っくり返ることはありません。

推進するRipple社の政治力

私は何かを普及させるときには、技術だけなく政治力も重要だと考えています。いくら技術が良くても、会社が誰も話を聞いてくれなかったら何も始まりません。ですから、XRP自体の特徴ではないですが、Ripple社の政治力というのは、普及を考える上で重要な要素だと考えています。

Ripple社の経営陣に目を向けてみると、元SWIFT、元YAHOO、元HSBCなどなどの重役が沢山在籍しています。更にはRipple社はアメリカ合衆国の中央銀行であるFRB、国際通貨基金IMFの委員会、インターネットの標準化団体のW3Cなどなど、様々な団体で影響力を行使しています。このことからRipple社の政治力は非常に高いと感じています。

万が一、XRPを用いたRipple社のビジネスモデルを真似る会社が現れても、残念ながら政治力は真似することが出来ませんから、重要です。

XRPの需要

そろそろ書くのが疲れてきましたが、XRPの需要はどこから来るのか考えてみました。

銀行

銀行にとってXRPの用いる一番の理由はコスト削減と新たな収益の確保です。

コスト削減については、Ripple社公式資料の「銀行のコスト削減例 」を読んで頂きたいのですが、XRPを用いる場合はなんと60%以上も削減出来るようです。また、SBIの北尾社長によると、このコストモデルはアメリカの銀行をモデルとして作られたようで、日本などではもっと効果があるとのこと。

引用元:Ripple.com

 

新たな収益の確保に関しては、LINE PayやAlipayなど様々な所で、ノンバンクな送金サービスが立ち上がっており、徐々に存在が脅かされています。そのため、銀行もブロックチェーン技術などを取り入れつつ、新しいサービスを提供していかないといけないというプレッシャーがあります。

また、銀行はXRPなどの独立した暗号通貨を用いることで、ノストロ口座に死蔵された資産を解放することが出来ます。そのため総額30兆ドルもの金額(の一部)を解放するためにXRPのような暗号通貨を使うことは十分あり得ると考えています。

 

多国籍企業

Amazon、Uber、Airbnb、GoogleやAppleなど巨大な多国籍企業は、取引や従業員への給与の支払いなどで世界中の国へ絶えず、多額の国際送金を行っています。そういう企業はXRPの価格変動をヘッジ出来る環境ではXRPをそのまま保有したままのほうがコストを抑えられる可能性があります。例えば、ある企業がドルを持っており、インドと韓国の二カ国に送金する場合、アメリカドル→XRP→ウォン、アメリカドル→XRP→ルピーという送金を行います。しかしながら、XRPのままで保有してる場合は、XRP→ウォン、XRP→ルピーと、両替コストは片側の半分で済みます。更にドル、ユーロ、円など複数のメジャー通貨を持つ必要がなく、”XRP”のみで良いことになります。これは潜在的には、かなりのXRPの需要を生むと思います。

 

マーケットメーカー

マーケットメーカー(流動性供給者)は、絶えずXRP/USD、XRP/JPY、XRP/MXN、XRP/KRWなどの通貨ペアの間に流動性を供給することで収益を上げています。このとき、自身がXRPを保有してないといけないため、XRPの需要となります。

 

XRPが抱える課題

さてここまでXRPの良いところばかりでしたが、それならもう「実用化」してるはずです。色々と超えるべきハードルがあります。

法定通貨との流動性の確保

一つ目はXRPの流動性(XRPを買いたい人およびXRPを売りたい人)が今は足りないということです。

概して、暗号通貨の普及と流動性の大きさは鶏と卵のジレンマで説明されます。XRPが普及しないと流動性は生まれないし、流動性が生まれないとXRPは普及しません。Ripple社は上記のジレンマを解決するために、Ripple社自身で60%のXRPを保有し流動性報酬制度などを行っています。

XRPの当初のターゲットは、まずは非常に非効率な新興国市場向け送金ですので、個人的な予想では「XRP経由のほうが低コストとなったマイナー通貨ペア」から徐々に送金を開始するのだと思います。そうやって普及をしていけば、徐々にXRPを経由したほうが低コストになる通貨ペアが増えていくというストーリーかと。

法的な問題

これはXRPに限らず暗号通貨全般に言えますが、まだ各国の暗号通貨に対する姿勢は様々です。その上、銀行などが暗号通貨にタッチ出来るようになるのかも分かりません。法的にクリアになった国々から徐々に使われていくのかもしれません(?)。

 

最後に

と色々XRPについて書いてきましたが、大事なことを最後に1つ。私は「XRPの購入を勧めてるわけではない」です。暗号通貨に投資するにもビットコインやイーサリアムなど色々とあるので、そっちも調べてみると良いですよ!

おまけ

ちなみにTwitterの皆様に「XRPはいつ使われるか?」というアンケートを取ってみたことがあるのですが、多くの人は今年度より先と回答しています。もちろんいつ実用化されるか分かりませんが、ご参考までに。

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名もない猫
2014年頃からリップラーをやってる理系人間です。Ripple社が掲げる価値インターネットの未来に強く共感し、動向をウォッチしている。ただ、飽きっぽい性格をしているので、このブログはいつ消えてもおかしくない。 宜しければ仲良くしてやって下さいm(_ _)m Twitterもやってます→@cryptopayments2

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