リップル社から初のXRP季刊誌が発行されました(2016Q4)

皆様ご無沙汰しています。最近、土日を含めてほとんどパソコンの前に居られずブログの更新が遅くなっていますが、お許し下さい。

さて、以前の投稿で触れましたが、予告通りリップル社から2016Q4についてのXRP季刊誌(Q4 2016 XRP Markets Report)が発行されました。

 

詳しい所は原文を参照して頂きたいのですが、概要だけお伝えします。

2016年10月-12月期(2016Q4)のXRP販売

  • 2016Q4はマーケット参加者は$4.6M(日本円で5億円)分のXRPをXRPⅡから直接購入しました。(リップル社の子会社であるXRPⅡはニューヨークで金融機関向けにXRPを販売する為にビットライセンスを取得しています。そのため、ここでいうマーケット参加者とはマーケットメーカー、機関投資家や金融機関を指していると推測されます。)
  • 機関投資家による機関投資はXRPにとって重要な差別化要因であり、世界的な資産市場の可能性を示唆する。

 

2016年10月-12月期(2016Q4)の市場

  • 中国やインドの資産統制の影響でデジタル通貨への需要が強まる。
  • 2016年末のビットコインの値上がりにより、資金がライトコインなどに流入し、値段や取引量が上昇した。しかし、XRPは逆に2%ほど値下がった。この原因は、XRPを扱う暗号通貨取引所が少ないこと、中国ではXRPを気軽に入手出来る環境がないこと、XRPの知名度が低いことが挙げられる。
  • 2016年Q4が前四半期に比べて、日々のXRPの取引量が121%増加した。

2017年1月-3月期(2017Q1)の展望

  • 世界最大規模の暗号通貨取引所であるBitstampでXRPの扱いを開始した。加えて、Bitstampはリップル社の流動性供給に対する報酬制度を最初に受けた取引所である。
  • 2017Q1に適切な市場参加者にXRP市場への参加を促すXRP貸付制度を提供する予定である。これは資本市場でのXRP採用のための重要な手段(crucial step)であり、この手段はXRPが国際価値移動のための標準制度となることを確かにするだろう。XRP貸付制度によって、流動性提供者などがXRPを保有せずにXRP市場に参加することが可能となります。

 

管理人の感想

以上が今回のXRP季刊誌(Report)の概要である。私個人的にはリポートというわりには、内容も薄く新規の情報も乏しく、多少がっかりしたのが正直なところ。ですが、2017Q1の展望でも記述があった「XRP貸付制度」には期待を寄せています。このXRP貸付制度によって、流動性提供者などがXRPを保有せずにXRP市場に参加することが可能となります。原文の中では、XRP貸付制度を”Crucial step”(重要な手段)と、非常に強い意味合いの単語で表現しています。XRP貸付制度や、その効果について詳細は明らかになっていませんが、2017Q1に提供予定とのことなので、3月が楽しみです。

 

名もない猫

2014年頃からリップラーをやってる理系人間です。Ripple社が掲げる価値インターネットの未来に強く共感し、動向をウォッチしている。ただ、飽きっぽい性格をしているので、このブログはいつ消えてもおかしくない。
宜しければ仲良くしてやって下さいm(_ _)m
Twitterもやってます→@cryptopayments2

2件のコメント

  1. いつも参考にさせていただいております。
    当方、まったくの素人で的外れな質問かもしれませんが、教えていただけると幸いです。

    上記の管理人様の感想で、「流動性提供者などがXRPを保有しない貸し付け制度」に期待されているとのことですが、流動性提供者=MMであってますか?

    また、過去記事の「XRPが値上がりする理由」で「MMは最低でも交換に使うXRPを常に保有していなければいけない」とおしゃっていたメリットがなくなってしまう気がするのですが・・・。 MMは貸付制度により市場からXRPを購入しないため、XRPの価格の変動はしないことにはならないのでしょうか?

  2. TAKAさん、

    コメントありがとうございます!
    いえいえ、コメントや意見は常に大歓迎です!

    >流動性提供者=MMであってますか?
    はい、マーケットメーカーや銀行などだと思っています。

    >MMは貸付制度により市場からXRPを購入しないため、XRPの価格の変動はしないことにはならないのでしょうか?
    御指摘の通り、確かに一見、矛盾があります。
    ご存知の通り、リップル社はXRPを世界中の価値を媒体するデジタル資産としようとしています。ですが、そのためには現在無名のXRPをまずは個人や顧客に使って、流動性やブランドを高める必要があります。
    しかし、流動性が薄くリスクを持つ今のXRPを大量に保有し、ビジネスすることを選ぶ企業は多くないと推測出来ます。そこで、まずはXRPの値下がりリスクフリーなXRPの貸付制度を顧客に提供することで、XRPを使ったビジネスをして貰い、XRPの流動性を高めようという事だと思います。
    もしくは、現在の法律では銀行などがリスクが高い仮想通貨の保有を出来ないため、XRPをレンタルする形にすることでボラティリティリスクフリーにし、XRPを扱う法的なハードルを回避するための可能性もあると思っています。

    いずれにしても、XRPが広く使われてボラティリティが下がれば、XRPレンタル料を払う変わりに、購入し保有を選ぶマーケットメーカーや銀行も出てくると思います。
    (以上は個人的な妄想です。)

    以上、宜しくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。