XRP Ledgerの非中央集権への歩み

どもども。最近、XRP Ledgerが急速に非中央集権に向かってるようなので、それに関して記事にしてみたいと思います。

XRP Ledgerの管理方式

XRP Ledgerではマイニングがなく、他の暗号通貨とは少し(結構?)毛色が異なる仕組みで管理されています。XRP Ledger上の取引を承認する管理者は、ネットワーク上のユーザから信任されたValidatorが行います。これは、他のユーザから管理を依頼される、いわば許可型(permission)の管理方式となります。この妥協(?)によって、高速、低遅延、低ばらつきな取引が可能になるのですが、ここでは詳しい話はカットします。

信任管理者リスト

XRP Ledgerではネットワークのユーザから信任された管理者がネットワークを管理することになります。現在、XRP Ledgerには下記の画像の通り、多数のValidatorが登録されていますが、どの管理者が信頼に足るか判断付きません。

そこで、Ripple社がUNL(Unique Node List)と言われる推奨の管理者リストを公開しています。

現在の管理者リストの状況

さて、現在の推奨管理者リストはどうなっているでしょうか。確認する方法はいくつかあるのですが、最も簡単でわかりやすいのはシナップルさんが作成されたValidator確認サイトです。世界中から絶賛されており、おすすめです!

このサイトを覗いてみると、現在のRipple社がリリースしてるUNLの状況は以下となっています。なんと、Ripple社所有のサーバーの比率が48%程度となっております。それ以外、bitso.com、brex.io、attokyo.comのような取引所やデーターセンターなどが含まれているようです。詳しい仕組みは難しいので端折りますが、すでにXRP Ledgerに対するRipple社の権限はだいぶ薄れてきていると思います。

ちなみに、attkyoに関しては下記の記事で詳しく紹介しましたが、セコムグループであり、しっかりしたデーターセンターなどを運用している会社です。そんな会社がRippleネットワークの管理をしてくれているというのは、金融機関の取引を預かる上では、心強いですね。

日本初!セコムグループが仮想通貨XRPのValidatorノード運営を開始しました

ちなみに、2018年2月のUNLは下記となっていました。なんと。。。すべてRipple社所有サーバーが管理者に!つまり、半年程度でかなり非中央集権化が進んできているようですね。

UNLの今後の予想

個人的にはUNL(推奨の管理者リスト)からはどんどんRipple社のサーバーが消えて、いずれはゼロになると思います。その代わり、様々な国の金融機関、取引所、データーセンター、大学機関などが入ってくると思います。そうなれば、既にXRP LedgerはRipple社の一存では、どうすることも出来なくなります(Validatorの投票によってシステムのアップデートの可否を決める仕組みがある(Amendments))。きっとあと1,2年でそういうふうになるのではないかと予想してます。

 

名もない猫

2014年頃からXRPとRippleにハマる。Ripple社が掲げる価値インターネットの未来に強く共感し、動向をウォッチしており、気まぐれに記事を投稿している。ただ、飽きっぽい性格をしているため、このブログはいつ消えてもおかしくない。

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