世界初のリップルのブロックチェーン技術を用いた国際銀行間送金グループ(GPSG)が誕生

SIBOS2016開催直前に、ビッグニュースがリップル社から飛び込んできました。なんと、リップル社といくつかのメジャー銀行が共同で、リップルのブロックチェーン技術を用いた国際銀行間送金グループ(Ripple’s Global Payments Steering Group : GPSG)を設立したとのことです。

GPSGはブロックチェーン技術を利用した国際送金の銀行間グループで、世界初となります。議長はリップル社のアドバイザーDonald Donahue氏が務めます。一部ではGPSGは”SWIFT2.0″と言われていますが、私個人的としてもこれは歴史的偉業だと思います。

さて、リップル社のプレスリリースによると、現在のGPSGメンバーはBank of America Merrill Lynch, Santander, UniCredit, Standard Chartered, Westpac Banking Corporation, Royal Bank of Canada, and Canadian Imperial Bank of Commerceの7銀行のようです。

またGPSGの設立には、下記のような目的があるようです。

The GPSG will serve a specific purpose. The group will oversee the creation and maintenance of Ripple payment transaction rules, formalized standards for activity using Ripple, and other actions to promote implementation of Ripple payment capabilities as our network continues to grow.

引用元:ripple.com

リップルネットワークでの取引ルールの作成とメンテナンス、リップルを利用した活動の標準化、リップルを利用した送金実施の推進をするために特化した組織のようです。”取引ルールの作成とメンテナンス”が何を指してるか不明ですが、これは恐らくGPSGに加盟する銀行がリップルネットワークのValidator(取引を承認する管理者)となることを指しているのではないでしょうか。下記は以前当ブログの「Rippleは中央集権的なネットワークなのか?」という記事で述べた今後の展望です。この展望の通り、リップルネットワークの非中央集権に向かう流れの一端だと思います。

今後は銀行や公的機関がRippleネットワークを使ったビジネスを開始すると仮定した場合、Ripple Inc.以外のValidatorが続々と現れます。そして、将来RippleネットワークがInternet-of-Valueの中核技術となった時には、数多の大企業、非営利団体、米国連邦準備委員会(FRB)、European Central Bank(ECB)や日本銀行などがValidatorとなってもおかしくないと思います。このレベルになるともうRippleネットワークはRipple Inc.の物ではなく、全世界の共有資産です。今のインターネットと同じです。

今後はリップルとパートナーシップを組んでる他の銀行も続々とGPSGに加わることが予想されますので、動向を見守りたいと思います。SIBOS2016が楽しみです。

参考記事:

 

 

名もない猫

2014年頃からXRPとRippleを追っています。Ripple社が掲げる価値インターネットの未来に強く共感し、動向をウォッチしている。ただ、飽きっぽい性格をしているので、このブログはいつ消えてもおかしくない。
宜しければ仲良くしてやって下さいm(_ _)m
Twitterは引退しました。理由はTwitterが楽しくて無限に時間を取られてしまうため。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。